- Blog記事一覧 -交感神経が優位すぎる現代人へ。不眠と戦う“やさしい鍼灸”
「夜になっても頭がさえて眠れない」
「布団に入っても、体の力が抜けない」
「寝たいのに、眠れないのがつらい…」
こんな悩みを抱えていませんか?
それ、交感神経の過剰な働きが関係しているかもしれません。
本記事では、現代人に増えている「自律神経の乱れによる不眠」と、その改善に役立つ「鍼灸」のアプローチについて解説します。
自律神経は、私たちが意識せずに体をコントロールする神経です。主に2つの働きがあります。
交感神経:活動モード(緊張・集中・ストレス状態)
副交感神経:休息モード(リラックス・回復・睡眠状態)
この2つのバランスが整っていれば、日中は元気に活動し、夜は自然に眠くなります。
しかし、現代人は常に交感神経が優位な状態にあることが多く、夜になっても体が休息モードに切り替わらないのです。
交感神経が過剰に働く原因には、以下のような要素が挙げられます。
寝る直前までのスマホやPCの使用(ブルーライト)
過度なストレス・緊張・心配ごと
仕事や家事のオンモードが続く生活
カフェインやアルコールの摂りすぎ
運動不足や体の冷え
これらが積み重なることで、自律神経が乱れ、慢性的な不眠や浅い眠りにつながってしまいます。
鍼灸は、身体にある特定のツボを刺激して、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
とくに、副交感神経を優位にし、「リラックス状態」を作るのに有効です。
百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあるツボ。心を落ち着ける作用があります。
神門(しんもん):手首の内側。精神的な緊張を和らげ、不安を鎮める効果が。
失眠(しつみん):かかとの中央。不眠に特化したツボとして知られています。
これらのツボに、極細の鍼やお灸でやさしく刺激を与えることで、体が徐々に「眠れるモード」に切り替わっていきます。
「鍼って痛そう…」と思われる方も多いですが、使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じません。
副作用も少なく、薬に頼らずに改善したい方や、妊娠中・授乳中などで睡眠薬を避けたい方にもおすすめです。
鍼灸と併用すると効果的なセルフケアをご紹介します。
就寝前に、神門(手首)を3〜5秒かけて優しく押す
同時に、ゆっくり鼻から吸って、口から吐く深呼吸を5回ほど繰り返す
寝室は暗く、スマホはベッドの外に置くようにしましょう
「副交感神経に切り替えるスイッチ」を意識することが、安眠への第一歩です。
不眠は、体と心が発するSOSです。
薬だけに頼らず、自然な方法で自律神経を整える選択肢として、鍼灸は非常に有効です。
当院では、丁寧なカウンセリングのもと、お一人おひとりに合った施術をご提案しています。
「ぐっすり眠れた」というお声も多数いただいております。
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「眠れない夜を卒業したい」方は、ぜひ一度ご相談ください。
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いなり通り鍼灸接骨院
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